【幕張】サツマイモと昆陽さん
皆様ご存知でしょうか?
幕張勤労プラザでは、施設の何か所かに、サツマイモ を植えています。
春に苗を買ってきて植えたのですが、このサツマイモは、決してスタッフが焼き芋パーティーをして楽しむために植えたのではありません 😎
お詳しい方も多いかと思いますが、幕張とサツマイモには歴史的な関係があります。
ささやかながら、私どもとしても、それを皆様に知っていただくきっかけになればという思いで植えてみました。
諸説あるのですが、
江戸幕府8代将軍徳川吉宗の命令で、青木昆陽という人が、飢饉の際の救荒作物として、サツマイモを下総国千葉郡馬加村(現在の花見川区幕張)で試作したのだそうです。
この結果、関東地方や離島において薩摩芋の栽培が普及し、飢饉時には多くの人々の命を救いました。
そうしたことから、幕張には、昆陽神社が建てられ、昆陽さんは今でも「芋神さま」として祀られています。
サツマイモと幕張、青木昆陽の歴史については、幕張の歴史文化の一つとして大切にしていきたいものです。
私たちも、今後もっと詳しく調べ、機会があれば皆様にお伝えできればと思っています。
こうした大切なサツマイモですので、当施設内で見つけても、決して掘り起こさないでくださいね 😮